2020年5月28日木曜日

ウタ、ライブ8出演者紹介「Aural Fit」

てろてろのメンバーが、出演者の紹介をいたします。



つまり、「その故に、我々は”精神病質者”という名称を臨床的に内々に使用したほうがよく、外向けには出来るだけ使わないか使ったとしてもより詳細な描写を伴うべきである。往々にして人はすべての症例に、なにがしか倫理的ないし社会的なマイナスを読み取るのである。これは”ヒステリー”の場合と同様の経過なのである。つまり、価値評価、道徳化へのより明白な転落である」。精神医学概念が価値評価とか道徳化というものに転落してしまっている。これは自分の本意ではないということをシュナイダーは言うわけですね。

(中略)
「レッテル貼りはいけない。”精神病質”は決して医学的診断ではない。いわゆる正常人格も犯罪人格も、人は決して一言でレッテルばりをしないではないか。だが、人が”精神病質”を葬ろうとしても、それと共に事態が消滅するわけではない。わたしは次のように言いたい。”精神病質者”は死んだ。だがーー精神病質者は生きている。」

人格障害のカルテ【理論編】





ジャンル分けというものがあって、それはとても便利なのだがそれは本当は個別の事象人間に対してとてもできることではない。まして差別的な意味合いすら時にこもってしまう「ジャンル」であればなおさらそうだ。

Aural Fit

忘八門土 [ Mondo Bohachi ](Gt
南部輝久 [ Teruhisa Nambu ](Dr
ムラカミ ジョージ [George Murakami](Ba

からなるスリーピースバンド。その音楽性はサイケ、ノイズ、轟音と表せるが決してその枠だけで語ることはできない。
ドラムがバラバラな音の粒を整えていくため、轟音即興であってもダレることがないのだ(これは南部によるfree jazzの素養からくるのだろう)。かつノイジーな、神経症的感覚を洗う轟音、必要な人にとってこれ以上なく必要な要素は一粒足りとも余すことなく一切の妥協なく見るもの聴くものを巻き込み、癒していく。差別的にジャンルで区切ることを許すことのない圧倒的な隙のなさがある。

ドラマーの南部さんは、以前からいろいろと仲良くさせていただいており、今回はメインバンド、Aural Fit(バンマスは忘八門土さん)での出演を快諾していただきました。生で絶対に味わってもらいたいバンドですが、配信でも、その魅力は伝わるはずです。
モヤモヤを抱え込んだすべての人にこの音が伝わりますように。




(Vo,Sax 及川耕碩)


ウタ、ライブ8です

令和2年(2020)5月29日(金)
てろてろ企画
【ウタ、ライブ8】


無観客配信企画at小岩bushbash





料金¥1,500(別途ステッカー付き投げ銭チケットあり)
てろてろonline shopから購入できます。購入後1ヶ月視聴可。
https://terroterro.base.shop/

出演
てろてろ
Aural Fit


timetable
20:00- aural fit
20:40- てろてろ

2020年3月21日土曜日

新型コロナウイルス感染症対策について

【3/21企画 新型コロナウイルス感染症対策について】
本日、sold outのため非常な混雑が予想されます。熱のある方はご来場をご遠慮ください。 マスクは、在庫不足のおり、お持ちの方は任意に着用お願い致します。 会場入り口にアルコール除菌スプレーを用意致します。ご活用ください。

お知らせ

本日「ウタ、ライブ7」にlive paintingで出演予定でしたういりおさんが、体調不良のため出演キャンセルとなりました。楽しみにされていた皆さま、申し訳ありません。

また別企画での出演が決定しておりますので、次回の出演にご期待ください。

2020年3月20日金曜日

ウタ、ライブ7出演者紹介その4「死神紫郎バンド」

てろてろのメンバーが、出演者の紹介をいたします。


死神紫郎(Vo,Gt
六(Ba
英太郎(サポートDr

弾き語りギター歌手「死神紫郎」の楽曲をバンド編成で演奏する。
年に12回しか目にすることのできない上に、今回はサポートで英太郎氏を迎える特別な形態で登場。

死神さんの個人的なイメージは「気さくだけど孤高の人」。表現すべき世界が確立されていて現実にそれをできてしまう技術もある、他人の入る隙のない、バンド演奏と無縁の(必要のない)人だと思っていました。だから、初めて死神紫郎バンドを見たとき驚いた。
指の先まである意味あきれるくらいに微細に繊細に神経の張り詰めた言葉、動き、何より見えない間・リズム。大事な死神さんの音楽の要素を、バンドが完全に理解している。コントロールが行き届いていたのです。
暗く怨歌のようにも聞こえるその言葉を注意深く聞けば実にポップなそして滑稽を含んだフォークソング(おそらくこの人の書く歌詞には、使っていけない言葉が少ない)で、わからない言葉がない。内省をしても閉じていないので、サウンドが厚みを増しても言葉が負けないのです。

布団もシーツも枕もベタベタ
ベッタベタべ 寝返り
目覚めて胃袋 悲鳴のアラーム

(夢遊蝕-ムユウショク-

デジタル世界へ最後の更新
幸せに見せかけた画像つきの下書き
戻る 保存 編集 貼り付け
光 孤独 眠れ平成

(さよなら平成)


「まだやっていたのか」と言われても絶対やめない、やめないための方法を知っている人と、その人を理解したバンドメンバーとの融合、音楽、ウタ。今回はsold outとなってしまいましたが、目にする機会がある時には逃さず見て欲しいバンドです。

(Vo,Sax 及川耕碩)

死神紫郎バンドゲネプロ風景


ウタ、ライブ7出演者紹介その3「小仏」

てろてろのメンバーが、出演者の紹介をいたします。

小仏は昨年待望の1st発売、更に夕刊フジにて「髙嶋政宏のこだわりの極意」にて紹介され今後のアンダーグラウンドミュージックを盛り上げていくバンドなのではと思います。

1stは僕も購入してめっさ聴いてますが、オムナマグニという曲が入っていて、原曲知らなかったのですが創生のアクエリオンというアニメの曲で、それを聴いた瞬間にこんな風な音の捉え方が出来る人間がいるんだと思い鳥肌が立ちました。
是非両方聴き比べてみて下さい。

メンバーが山梨在住の為東京での公演はなかなか無く(今後増えると思いますが)今回チケットを手に入れたあなた、超ラッキーですね。
僕も小仏を観に行きます。

(Vn フクイ)


2020年3月19日木曜日

ウタ、ライブ7出演者紹介その2「浮ア乃」

てろてろのメンバーが、出演者の紹介をいたします。


てろてろ のサポートドラマー,「浮ア乃」のソロプロジェクトです。ドラムにおいては垂直方向に広がるセットを構築し(通称,違法建築),叩きまくるスタイルでお客さんの注目を集めていますが,ソロプロジェクトはギター弾き語り,と聞くとシンプルなものを想像するかもしれませんが,ぜんぜん違います。一体どんなパフォーマンスが行われるのか,是非目撃してください。
彼がドラムとソロを同日に実施すると,持参する機材が人間一人では運びきれない量に及ぶのではないかと思われますが,そういうところにも注目ですね。


(Gt 百萬石マツリ)

2020年3月17日火曜日

ウタ、ライブ7出演者紹介その1「電波パパ」

てろてろのメンバーが、出演者の紹介をいたします。

株式会社SOUNDNAUTS所属の人力テクノニューウェーブバンド。
2010年に結成しメンバーチェンジを経てnaoukovosuyamadrishikawakey)の現体制に落ち着く。

「あくまで脱構築させずにポップミュージックの範囲内で新しい音楽を作ってみせる」というバンドのコンセプト通り、キャッチーなメロディラインを持つ楽曲が最高に楽しい。

打ち込みのようなビートを無表情で叩くドラム、顔の見えないキーボード、懐かしさを感じるが絶対に聴いたことのない不思議なメロディ、最高!!

(Vn フクイ)




2020年3月16日月曜日

ウタ、ライブ7 タイムテーブル

1810 openLive painting開始)

18101830
浮ア乃
18451920
電波パパ
19352020
小仏
20352105
死神紫郎バンド
21202155
てろてろ

ウタ、ライブ7です

令和2年(2020)3月21日(土)
てろてろ企画
【ウタ、ライブ7】

阿佐谷イエロービジョン
Open/Start18:10
前売り2500円 当日 3000円です
(+1ドリンク)
※限定40名【sold out‼︎】

出演
てろてろ
電波パパ
死神紫郎バンド
小仏(山梨)

opening act 浮ア乃
Live painting ういりお

2020年1月5日日曜日

ウタ、ライブ6タイムテーブル

ウタ、ライブ6 タイムテーブル
13:30開場
O.A.musenneko 13:30〜

ヒミツの錯乱棒 14:05〜 thee blackdoor blues 14:50〜15:20 ビル 15:35〜 中川一郎 aka Ambient Samurai(ex絶対零度) 16:20〜 てろてろ 17:05〜

ウタ、ライブ6出演者紹介その6「中川一郎 aka Ambient Samurai(ex絶対零度)」

てろてろのメンバーが、出演者の紹介をいたします。

70年代後半から80年代にかけて活動したポストパンクバンド「絶対零度」の元メンバー、中川一郎氏のソロプロジェクト。
「ガセネタ」のドラマー・佐藤隆史氏が経営していたライブハウス吉祥寺マイナーで行われていた「剰余価値分解工場」というイベントなどにも出演していた絶対零度は、当時のアンダーグラウンドシーンで名を知られた存在でした。しかしその音楽性には、前衛的要素を持ちつつもあくまでウタに力のるいわゆる歌物、フォークや日本語ロックなどが源流にあります。

現在の中川さんの音楽の特徴として、その大枠はいわゆるアンビエントに括ることのできるものだと思うのですが、主軸にはあくまでウタがあります。
絶対零度の解散後、長く音楽活動を行わず主にリスナーとして過ごしていた中川さんが、当時追いかけていた早川義夫氏のライブ後「『毎回、ライブに来てくださるのは嬉しいし、おいかけてくれるのも嬉しいのだけれど。あなたに歌いたいことがあるならば、それをぼくに投影して、ぼくを追いかけて紛らわすのではなく、あなたはあなたの歌を歌ってくださいな。』というようなテレパシーの声を聴いたような気がした」ことが現在の活動に至るきっかけだったそうですが、元々歌物をやっていた、歌を大切にしていたそれだからこそウタに絶望してしまう。そういった動機からアンビエントミュージックやノイズなど無調性音楽に接近する音楽家もいますが、中川さんの場合は納得のできるメンバーと入念な練習を重ねてバンドをやるよりも、ギター一本にエフェクターを繋いだ方が自由に歌を表現できるのではないかという実際的な理由、ウタに拘った結果、としてのアンビエントだったということです。

浮遊感の中に舞うしかし確かに吐き出さなければ遣る瀬なくなってしまう歌。言葉。それを聞きに来てください。

及川耕碩(Vo,Sax)


ウタ、ライブ6出演者紹介その5「DJフルヤアツシ」


てろてろのメンバーが、出演者の紹介をいたします。

初めてフルヤアツシ氏の映像を見てすぐに僕のやっているもう一つのバンド「お正月坊主」の企画ライブに出演のお願いをした。
集客がどうとかそういう話ではなくて生でこの人のライブが見たい、共演したいと思った。

洗練された音楽、爆笑ものの歌詞、端正な顔立ち、それに料理も得意らしい。

言葉で伝えることができないので是非この動画を見てほしい、そしてライブで見てほしい(ライブはもっとすごくヤバイ)めくるめく大山のぶ代ワールドへ。

フクイ(Vn)