2018年7月11日水曜日

ウタ、ライブ出演者紹介その8「サラリーマン川柳(Vo,Gtヤミニ Dr関口マーフィー Sax及川耕碩)」

サラリーマン川柳

7月14日(土)に高円寺DOM studioで行われる第一回てろてろ自主企画 「ウタ、ライブ」の出演者を、てろてろの各メンバーが紹介していきます。第八回はサラリーマン川柳です。 

2018年7月結成。
ヤミニ(Vo,Gt)
及川耕碩(Vo,sax)
関口マーフィー(Dr)

ギチギチに構成を練り切った複雑な変拍子やリズム、
解釈の仕方に戸惑う難解なインプロビゼーション、ノイズ
等、聴き手に解釈の責任を求める音楽の傾聴に疲労してしまった人
が無責任に聴ける(演奏側も無責任にやれる)音楽を提供すること
をモットーにしている。

パンクで青春を過ごしたあなたも私も大人になり、
メタルもジャズも、プログレetc...も、あんなに忌み嫌ったJ-POPも
青春パンクも
実はあんまり悪い奴ではなかったのではないか?と
人並みの常識と良識を手に入れ、
気付き始めてしまったあなた。


だが、考えてみてほしい。
あの時無我夢中でCDがボロボロになるまで聴いていた
ディスチャージは小難しいリズムや変拍子を使用しただろうか
スターリンが2分以上に渡るオナニーのようなギターソロを見せびらかしたであろうか。
ガーゼが長尺の即興なんてやっていただろうか
ただただDビートこそがお前の正義ではなかったのか?

サラリーマンやOLとして
「本当の私はパンク」「本当の私はロック」という本音を会社や
世間に隠し、
世知辛い世の中を作り笑いで折り合いをつけている内に、
あんなに無責任で初期衝動に満ちていたあなたの
排他的な「パンク」や「ロック」は
グレーゾーンを許容し、灰色に濁ってないか?

サラリーマン川柳はそんなあなたへの処方箋である。
あの頃の無責任なおまえの「パンク」を
俺たちの前でくらいは見せてくれよ
俺達も決しておまえに対して社会的責任を求めはしない。

最後に一句、サラリーマンの川柳を聞いてくれ

ディスチャージ
ああディスチャージ
ディスチャージ

以上、宜しくお願い致します。(ビジネスメール)

(評者 Dr :関口マーフィー)

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