2020年3月20日金曜日

ウタ、ライブ7出演者紹介その4「死神紫郎バンド」

てろてろのメンバーが、出演者の紹介をいたします。


死神紫郎(Vo,Gt
六(Ba
英太郎(サポートDr

弾き語りギター歌手「死神紫郎」の楽曲をバンド編成で演奏する。
年に12回しか目にすることのできない上に、今回はサポートで英太郎氏を迎える特別な形態で登場。

死神さんの個人的なイメージは「気さくだけど孤高の人」。表現すべき世界が確立されていて現実にそれをできてしまう技術もある、他人の入る隙のない、バンド演奏と無縁の(必要のない)人だと思っていました。だから、初めて死神紫郎バンドを見たとき驚いた。
指の先まである意味あきれるくらいに微細に繊細に神経の張り詰めた言葉、動き、何より見えない間・リズム。大事な死神さんの音楽の要素を、バンドが完全に理解している。コントロールが行き届いていたのです。
暗く怨歌のようにも聞こえるその言葉を注意深く聞けば実にポップなそして滑稽を含んだフォークソング(おそらくこの人の書く歌詞には、使っていけない言葉が少ない)で、わからない言葉がない。内省をしても閉じていないので、サウンドが厚みを増しても言葉が負けないのです。

布団もシーツも枕もベタベタ
ベッタベタべ 寝返り
目覚めて胃袋 悲鳴のアラーム

(夢遊蝕-ムユウショク-

デジタル世界へ最後の更新
幸せに見せかけた画像つきの下書き
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光 孤独 眠れ平成

(さよなら平成)


「まだやっていたのか」と言われても絶対やめない、やめないための方法を知っている人と、その人を理解したバンドメンバーとの融合、音楽、ウタ。今回はsold outとなってしまいましたが、目にする機会がある時には逃さず見て欲しいバンドです。

(Vo,Sax 及川耕碩)

死神紫郎バンドゲネプロ風景


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